住吉神社能楽堂
リハーサル風景
住吉神社の境内にある能楽殿は、昭和13年(1938年)に福岡や北九州の経済界や
能楽愛好家有志の寄付によって建てられたものです。
それから70年余りもの間、戦火をくぐり抜け、全国の能楽関係者から
「大阪以西なら住吉」と称賛されるほどに、西日本有数の名舞台として
親しまれてきました。
総ひのき造り、橋懸かり五間の舞台は、国産ひのきの1枚板に鏡板には
水上泰生画伯の手による松の姿、そして床下には音響効果を考えられて
数個の甕(かめ)が置かれています。客席は現在では珍しい桟敷になっており、
日本の伝統を彷彿とする時代の面影を残す趣。
福岡市有形文化財指定の貴重な文化施設です。
そのような歴史ある建造物で演奏できるというチャンスに身震いする思いでしたが・・
貴重な文化施設ということもあり冷暖房の設備がない中での演奏はギターを
爪弾く手は凍え、息は白くなり・・ろれつも回らないほどの寒さ!
二つの意味で身震いしながらの演奏になりました。
天気予報では最高気温3℃で、外は時々雪が舞う寒い寒い中にもかかわらず
400名程のお客様はほかほかカイロや貸し出しの毛布で暖をとりながら
熱心に聴き入って下さいました!!
大山日出男カルテット ・HUEクロスオーバーデュエットヒュー・和田 名保子・
素晴らしい演奏家の皆様と共演させていただけて幸せな一日でした(^^)
関係者の皆様お世話になりました! 感謝感謝です!
智子♪